裁判傍聴 ブログ 「ドラマよりもドキュメンタリー」

空いた時間にフラッとプチ傍聴

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同じ「窃盗」でも、人が変わればこんなモノ

同じ「窃盗」でも、人が変わればこんなモノ

前回ここでご紹介した「切ない窃盗」に続く、
「窃盗シリーズ」第2弾でいきたいと思います。

今回の登場人物は、波平判事に、日サロ検事、弁護士は若葉マークのトウジさん。
今回の被告は、裕福なのか保釈金を支払っており、
堂々と家族か何かと一緒に入廷。
見た印象は「長渕剛をガサツにして太らせた感じ」だった。

長渕は何を盗ったのか。
検察によると、大阪市の駐車場で、駐車禁止除外指定車標章(通称障がい者マーク)が置いてあるトラックを
目にした被告は、これまでに何度も駐禁の切符を切られたことを思い出し、
「あれ(除外標章)があれば切符を切られずに済むのになぁ」などと考えた。
その時トラックのドアが偶然開いていることに気付いた被告。
これ幸いと標章を持ち帰り、逮捕までの期間を自分の車の前に置き、最大限に活用したそうだ。
その後、なぜか警察から職務質問を受けて今回の事件が発覚した。
この時車中からはシンナーも見つかったとのこと。

これまでに被告は前科5犯(うちすべて毒物・劇物取締法違反)となかなかの強者。
ただ窃盗での逮捕は今回がはじめてであったようだ。
保釈金150万円をしっかりと支払っており、現在は保釈中である。

・・・う~ん。
いいようのない不快感がUNICOを襲う。
なぜ・・・分からない。
被告の顔が単に気に入らないだけなのか?
同じ「窃盗」も、人が変わればこんなモノ②へ続く

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