裁判傍聴 ブログ 「ドラマよりもドキュメンタリー」

空いた時間にフラッとプチ傍聴

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本能のダンス(いざ結審後編)

本能のダンス(いざ結審後編)

ロリコン裁判、いや内妻の娘、当時11歳に対して、
「添い寝」と称して布団に一緒に入り、胸を触る、陰部に指を入れるなどを行った
45歳の内妻の夫、金山一彦似の被告の裁判の続編。

次はチェリー検事による被告人質問だ。

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「供述の中で被害者は嫌がっていないように見えたと言っていますよね?」
「話の流れの中でそう言いました」
「本当に嫌がっているばかりでははない、無理やりではないと思いましたか?」
「そんなことはありません」

「このようなことを継続してしている中で、内妻に見つかるとは思いませんでしたか?」
「何かあったら分かるとは思っていました」
「バレるかもしれないと思いながらも続けていた?」
「はい」
果たして本当にそうだろうか。被告は「絶対にバレない」と考えていた筈だ。

「被害者に対する行為について今はどう考えている?」
「身勝手な考えで、自分だけで勝手に想像して犯した罪だと思いました」

「可愛さあまりに膣内へ指を入れますか?」
「いきすぎました」
「性欲を満たそうとしただけではないのですか?」
「そうではありません」
「被害者や内妻に対してこの行為はどうですか?」
「裏切りをしたと思っています」
「内妻と寄りを戻したいですか?」
「それはありません」
「それではなぜ反省文の中に『まだ内妻のことを好きだ』と書いたのですか?」
「一緒に居たころが幸せだったということを伝えたかった」

「供述の中で、被害者の口に舌を入れたことを入れていないと嘘を吐いていましたね?」
「はい」
「被害者が現在リストカットをするようになって、
カウンセリングへ行っていることを知っていますか?」
「私がやった行為がどれだけ傷つけたのかと思うと、
とてつもないことをしたという気持ちで一杯です」

生々しい内容だった。これはかなり裁判官の心証は良くない筈・・・
と思い裁判官の顔を見ると、怒りに満ち満ちた表情で被告を睨んでいる。

そして、求刑かと思いきや・・・潔癖そうな女性裁判官からの質問がはじまった。

 
本能のダンス(求刑編)に続く

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