何ともつかみどころがない顔をしているのが、今回事件の被告である自称「予想屋さん」である。
一体被告は何の予想屋さんなのか。なぜ予想屋さんをして裁判を受けることになったのだろうか。
予想屋さんが起訴されている罪名は、不正競争防止法違反だ。
不正競争防止法とは、公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、
不正競争の防止を目的として設けられた法律のことであり、経済産業省が所管している。
条文上は、その第1条(目的)に「この法律は、事業者間の公正な競争及び
これに関する国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止及び不正競争に係る
損害賠償に関する措置等を講じ、もって国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする」と規定されている。
(出典/WIKI)
そんな大層な事件を起こすような面構えには見えないが・・・どんなものだろうか。
しかもそんな大層な事件を起こした弁護士先生が、どう見ても社交辞令をモットーとしている感じなのだ。
社交辞令弁護士のどことなく緩んだ雰囲気を見ていると到底大きな事件を扱えるようには見受けられない。
まずは裁判がはじまるまで待つ必要がありそうだ。
検察には、前にも登場したことがある、ゴリ検だ。またありとあらゆる血管を浮かび上がらせることで
立証弁論に花を添えてくれるであろう。
そこへ裁判長がやってきた。
「小学校時代の好きなことは理科の実験です」
そう迷わずに答えてくれそうな面構えを見て少し安心をしたところで、
「不正競争防止法違反」裁判の幕が開けた。
ボクは的中率100%の予想屋さん(事件の概要編)へつづく