裁判傍聴 ブログ 「ドラマよりもドキュメンタリー」

空いた時間にフラッとプチ傍聴

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傍聴 ブログ 恐喝

「恐喝」というからには「恐喝」なのでしょう!?

この公判を傍聴して、最初から最後まで釈然としなかった。

理由は2つある。
ひとつめは、係争中で事件の全容が端折られていたのでUNICOが理解できなかったため。
ふたつめは、どうしても被告がとった行為が「恐喝」とは思えなかったためである。
念のため、恐喝罪について調べてみる。

恐喝罪(きょうかつざい)とは、
暴力や相手の公表できない弱みを握るなどして、
脅迫すること等で相手を畏怖させ、金銭その他の財物を脅し取ることを内容とする犯罪。
刑法249条に規定されている(出典/WIKI)。

起訴した検察官は、鋭い目つきとカミソリのように切れる話し方で、UNICOは圧倒されたが、
カミソリ検察が述べた要旨はこうだ。

被告は、以前に大丸の店員に対して恐喝を行い、
被害者である店員は、この行為に畏怖し警察に通報、あえなく御用となり実刑となる。
刑期を終えて出所した被告は、ほどなく同じ大丸の同じ店員に対して、
「お礼回りに来た」と称して店舗に訪れ、再び「恐喝」したとのことだった。
その行為に恐怖を感じた被害者である店員がすぐさま警察に通報、再び御用となった。
この話の中に、何について脅したのか、また何を脅し取られたについての説明はなかったように記憶している。

・・・やはり分からない。そもそも被告の顔がよくないのだ。
というのもこの前アースマラソンを達成した寛平師匠を若くした感じに加えて、無駄なロン毛。
それも手入れが行き届いていないのであろう。激しくキューティクルが痛んでいた。
そう、同性のUNICOならば、彼に何か言いがかりをつけられても「恐怖」を全く感じないのである。
むしろUNICOは、カミソリ検事の剣幕の方が恐かったくらいだ。
更に被告は、カミソリ検事がすごい剣幕で述べている最中も、不動の半笑いを浮かべており、
そんな被告に対して、やはり同性であるUNICOには「恐怖」を感じなかった。

こう考えると恐らく被害者は女性だったのであろう。
そして、特に金品なども要求されなかったはずだ。
あくまで可能性であるが、UNICOはこう考えた。
検察は、恐らく該当する罪状がなかったため「ストーカー行為」に準ずる形で今回の起訴に踏み切った。
あの検事が相手ならば、被告はおそらく今回も実刑となるであろう。

ただ出所しても、また同じ「行為」を繰り返すに相違ないが。