裁判傍聴 ブログ 「ドラマよりもドキュメンタリー」

空いた時間にフラッとプチ傍聴

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児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反

下半身で運命を奏でて(導入編)

UNICOが法廷を訪れた時、傍聴席は相応の賑わいを見せていた。

裁判がはじまる前に傍聴人に与えられる情報というのは、
被告の氏名と起訴された罪名しかない。
ということは、細かな内容は実際に傍聴をしてみないと分からないということなのだ。

今回UNICOが傍聴した裁判は、
「××市青少年健全育成条例違反、
児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反」
という非常に長い罪名の裁判であった。
ただこの長い罪名の中でひとつだけはっきりとしてことがある。
被告が犯したのが、未成年相手の性犯罪であるということである。
ただ「窃盗」とか「傷害」とだけ記された裁判よりも明らかにインパクトが違う。
その上、ひと目被告の顔を拝みたいというのも人情であろう。
こうしたことが相俟って、傍聴席は活気にあふれているわけだ。
◇   ◇   ◇
UNICOが傍聴席に着席した時には、既に検察と弁護士が鎮座していた。

検察は、いかにも「国立理工学部卒業女子」といった感じであり、

一方の弁護士は、ぴたパンとしか言いようのない面構えの人物であった。

そして、傍聴席の期待を一心に背負い、被告が入廷する。

う~ん、べんと―ベン。

そしてバッタっぽい裁判長が入廷し裁判の幕が切っておとされた。

 
下半身で運命を奏でて(起訴状の朗読編)に続く