裁判傍聴 ブログ 「ドラマよりもドキュメンタリー」

空いた時間にフラッとプチ傍聴

3

強制わいせつ罪って何?

強制わいせつ罪って何?

裁判を傍聴するって・・・
何だか面白さ半分、不安半分ってといった感じがあるのではないでしょうか?
「そもそも裁判の傍聴って何?」「傍聴の仕方はどうするの?」などについては、裁判傍聴同好会さんのHPが詳しいので、ご参考にして頂ければ幸いです。

それでは、なぜUNICOは裁判傍聴に行ったのか?
UNICOは、だいぶ前に、北尾トロという人が書いた『気分はもう,裁判長』(理論社)を読んで興味を覚えたことが直接の動機になっています。
ただ裁判所というところは、平日しか開廷されていないということもあって、会社勤めをしていたころではなかなか行くにくい。そのため先日、ひとりの知り合いと一緒に大阪地裁へ行くことが実現したわけだ。

裁判所には以前に一度、裁判所事務補助員募集で行ったことはあったが、普段はなかなか縁遠い場所である。
それに加えて、相変わらずのいかつい門構えと若干ながらやる気を滲ませる警備員たち・・・。
怪しい二人連れだったので、当然止められるものだと一定の覚悟をしていたが、予想外のフリーパス。
ほっと胸を撫で下ろすのも束の間、出入り口直ぐのところに置かれてある開廷表に群がる人、人、人。
まぁまぁの賑わいを見せているようである。
どれどれ・・・開廷表をめくると、意外に多く目についた公判が、
麻薬、覚せい剤所持・使用などの「薬」関連であった。
「はじめての傍聴なのに、ある程度ストーリー展開が予測できる薬ものはどうかなぁ」といった
訳の分からない理由から行く気になれず、目に付いたのが、「強制わいせつ未遂罪」だった。

もう一人の意見を聞くのもそこそこに、早速傍聴の法廷場所まで移動をする。
すると法廷では、不思議な賑わいを見せている。
というのも不思議なことに制服を着た女子中学生たちがウロウロとしている。
「学校をさぼって傍聴に来るとはなかなか新しい・・・」
彼女たちの手もとを見ると、「社会見学」と書かれたものを持っていたのである。
それを見たUNICO、ジェネレーションギャップを感じずにはいられなかった・・・。
UNICOが学生をしていた時の社会見学と言えば、せいぜい「ガス科学館」レベルだったのに・・・。
まぁ、あれはあれでなかなか面白みはあったが・・・。
おっと、また話がそれてしまった。

強制わいせつ未遂罪って何?②へ続く

»